気温がグッと上がり、夏がいよいよ始まりましたね。

気温が上がると、喉ごしが良い冷たいスポーツ飲料や炭酸飲料が飲みたくなってきます。しかしこれらの飲み物は虫歯のリスクを高くする危険があることをご存知ですか？

歯が溶け始める酸性度はPH5.5以下と言われていますが、炭酸飲料やスポーツ飲料はほとんどがPH5.5以下です。さらにスポーツ飲料には、私たちが思っているよりも大量の砂糖が使われています。虫歯の原因になる菌は砂糖を餌にして増えていき、酸を作りながら歯を溶かしていきます。

これだけで、甘味飲料や炭酸飲料がどれだけ歯に悪影響を及ぼすかイメージ出来ますよね？

ただ、脱水症状の予防などでスポーツ飲料は効果的なので「絶対に飲まない！」というのは難しいと思います。飲む量を減らす、お水やお茶に置き換える、飲んだ後は水でうがいをする、寝る前には飲まないなどの点に注意するだけで虫歯のリスクは減らせるので気をつけてみて下さい。